大前提として、
「真後ろに敵機が来たら撃たれて当たり前、撃たれなかったら奇跡」
と云うことを覚えておきましょう。
機銃の射程距離はどんな機銃・機関砲でも約2,000ft(600m)前後ある上、1秒やそこらで射程外に出ることが不可能な以上、旋回機動でかわすしかないのですが、一度でも敵機を追って撃墜したことがあるヒトならお解りの通り、余程変則的な動きをしない限り前に居て方向を変える敵機を追って撃つことはそう難しいことではありません。
つまり、
「後ろに付かれたら〜」
と云う時点が既に手遅れで、墜とされたくなければその前の段階、
「後ろに付かれそうなとき」
に何らかの手段を取るのが正解なのです。
しかし初心者のうちは
「気が付いたら後ろに居た」
と云うことも多いでしょうし、ただ諦めて墜とされるのも悔しいのでちょっとした小技をお教えしましょう。
敵機が撃とうとする直前に変則バレルロールしながら敵機の方へ機首を向ける動きをして、射線から身をかわすと同時に旋回戦へ持ち込む。
※極端にEを失うので、失敗するとバレルロール中にしこたま撃たれます。
敵機の速度がついている場合、フラップを出したりスロットルを緩めると同時にバレルロールして敵機に追い抜かせ、位置を逆転する。
※1 エンジンをオフにすると音ですぐにばれます。ばれたら敵機は速度を出したまま追い抜いて縦旋回か横旋回した後また後ろに付きます。
※2 着陸脚を出すと、追い抜かせても動きがとても鈍くなるのでまた回り込まれます。
逃げながら、出来るならTS2やチャットで救援を求めると効果的です。
※1 自機が脆い機体だっり敵機が大口径機関砲を持っていた場合、味方が後ろを片付けてくれる前に大抵一撃で終わります。
※2 単に右左を規則正しく繰り返すと先読みされて、相手が先に撃っておいた弾幕に自分から突入して被弾することが多いです。
Last update:2003/08/26
(C) SDR